ニュース 医薬 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00045009
光電関連製品大手、光宝科技(ライトン・テクノロジー)は26日、傘下の建興電子科技(ライトンIT)が開発した生化学分析器を自社傘下の「skyla」ブランドで展開すると発表した。すでにペット用の「VB1」を台湾、中国で販売しており、今後は欧州市場にも進出する予定だ。さらに第4四半期には人間用の製品を発売する計画だ。27日付工商時報が報じた。
光宝集団の廖学福・新事業執行長は「skylaブランドは3年以内に大中華圏のペット用生化学分析器市場で20〜30%のシェア獲得および年間売上高30億台湾元(約98億円)を目指す」と表明した。
なお生化学分析器の世界市場規模は人間用、ペット用合わせて現在約200億米ドル。うち30億米ドル前後のペット用市場は米アイデックスが50%以上のシェアを占める。しかし近年成長の著しい中国市場でアイデックスのシェアは30%にとどまっており、skylaが食い込むチャンスは大きいと廖執行長はみている。
またライトンITは生化学分析器の開発から同機器で使用する試薬の生産までを一貫して手掛けており、廖執行長は「分析器を安く売って試薬で利益を挙げるビジネスモデルを採用する」と語った。
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