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ベンチャー投資会社幹部,インサイダー取引で起訴


ニュース 社会 作成日:2007年12月21日_記事番号:T00004501

ベンチャー投資会社幹部,インサイダー取引で起訴

 
 台湾のベンチャー投資会社、普訊集団の幹部がインサイダー取引で9億台湾元(約31億3,000万円)余りの不当利益を上げていたとして、台北地検は20日、柯文昌董事長、何正卿総経理を起訴した。検察は柯被告に禁固12年、罰金1億元、何総経理に禁固9年、罰金800万元をそれぞれ求刑した。21日付経済日報が伝えた。

 「ベンチャー投資の父」と呼ばれていた柯被告らは、米電子機器受託製造大手のジャビル・サーキットが昨年、台湾の携帯電話部品メーカー、緑点高新科技(グリーンポイント)を買収するとの情報を事前に入手し、緑点株を大量取得した疑い。

 このほか、普訊集団市場交易部の王栄哲経理に禁固8年、罰金800万元、林欽棟董事長特別助理に禁固2年、証拠隠滅を図った李栄勲財務長に禁固6月、罰金800万元がそれぞれ求刑された。