ニュース 医薬 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00045010
衛生福利部全民健康保険監理委員会は26日、全民健康保険の適正な活用を呼び掛けるため、保険を乱用する患者の負担を一部引き上げる構想について協議し、委員から保留、反対の意見が相次いだため当面構想を棚上げすることを決めた。27日付中国時報が伝えた。
衛生福利部中央健康保険署は当初、▽慢性疾患で同じ内容の処方箋を連続して受け取る患者▽年間で31回以上(65歳以上は61回以上)受診した患者▽物理療法や鍼灸(しんきゅう)を利用した患者▽大規模医療機関を急患受診した患者──について、本人負担額を引き上げる方針を示していた。
これについて、全民健保委の費用負担側代表は「引き上げ案は医療資源の浪費を完全に利用者のせいにしているが、健保制度や病院の在り方も同時に検討する必要がある」と主張。一部委員からは「中央健康保険署が引き上げ案を再提出するならば、それぞれどれだけの費用節減につながるのか説明が必要だ」との声も上がった。
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