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桃園空港第1ターミナル、改修工事が完了


ニュース 運輸 作成日:2013年7月29日_記事番号:T00045014

桃園空港第1ターミナル、改修工事が完了

 桃園国際空港で27日、第1ターミナルの改修工事が完了した。屋根はガラスとパネルを階段状にした採光できるタイプに張り替え、外観を白く現代的に一新した。また、建物内部面積が約4,000坪拡大し、明るく快適になった。出発ロビーのカウンターは以前の10列から6列に減らしてゆったり使いやすくなった。動く歩道や透明なデザインのエレベーターも導入された。工事は馬英九政権が進める愛台12建設の一環として、2009年11月から行われていた。28日付自由時報などが報じた。


式典には葉匡時交通部長(右3)や空港関係者など150人以上が出席した(桃園空港リリースより)

 改修工事では12年6月より、完了したエリアを逐次開放していった。利用者の反応は良好で、国際空港評議会(ACI)が選ぶ空港サービス品質(ASQ)で12年第3四半期は11位、第4四半期には10位へと上昇した。

 桃園空港利用者数は中台便の増加などで利用者が年平均6%増加しており、昨年は延べ2,800万人に達した。今年は延べ3,000万人の達成が見込まれている。将来的に既存の第1、第2ターミナルだけでは対応能力が限界に達すると予測されており、竣工式に参加した馬総統は、第3ターミナル建設を積極的に推進すると述べた。既にコンサルティング企業と全体の計画策定を進めているという。