ニュース 金融 作成日:2013年7月30日_記事番号:T00045026
第一銀行、台湾土地銀行、合作金庫商業銀行、華南銀行の4行は29日、中国・上海市の台湾系不動産開発業者、上海宏匯置業に対する協調融資(シンジケートローン)を行う契約を結んだ。融資額は6億人民元(約96億円)で、期間は5年。台湾系銀行が幹事銀行となり、中国で人民元建て協調融資を行うのは初となる。30日付経済日報が伝えた。
業界関係者によると、今回の協調融資の金利は6%台で、中国で外国企業が協調融資を受ける場合の7%台に比べると低い。ただ、台湾系銀行の人民元資金取得コストと比べると、利益マージンは3ポイントと大きいため、台湾系銀行の反応は上々だった。
上海宏匯置業は、藍天電脳(クレボ)の許崑泰董事長が2006年に設立した企業で、不動産の賃貸、管理、駐車場経営などを行っている。主要資産は上海市徐匯区中山西路のオフィスビル「宏匯国際広場」(2011年完成)で、現在テナント入居率は98%に達している。
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