ニュース 商業・サービス 作成日:2013年7月30日_記事番号:T00045028
中国人ツアーの増加に伴い、人気観光地の阿里山や日月潭へ向かう拠点となる嘉義市では、ここ3年でホテル・旅館の新設案13件が同市政府の認可を受けている。同市の既存客室数は2,598室に今後1,472室の上積みが見込め、これに伴い数十億台湾元(1台湾元=約3.3円)の観光商機がもたらされる見通しだ。30日付工商時報が報じた。
同市には現在宿泊施設は52軒あるが、大型観光ホテルは、鈺通大飯店と、プリンスホテルと耐斯企業集団(ナイスグループ)でフランチャイズ展開している「ナイスプリンスホテル嘉義」(共に東区)に限られる。申請案によると、各施設の客室数は50~300室を予定しており、3軒がナイスプリンスホテルも位置する忠孝路に進出する予定だ。そのうち承億文旅は、同社4軒目となる「桃城茶様子」(客室数50室)を来年2月にもオープンする予定だ。同ホテルは台湾初をうたう「お茶」をテーマにした宿泊施設。
嘉義市交通処観光科の統計によると、同市を訪れた観光客数は延べ人数で▽2010年、69万人(うち中国人27万人)▽11年、74万人(同44万人)▽12年、112万人(同74万人)──と増加を続けており、今年も成長を維持する見通しだ。
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