ニュース 石油・化学 作成日:2013年7月30日_記事番号:T00045035
スチレンモノマー(SM)価格が供給不足で高騰する中、中東サウジアラビアで年産58万トンのSMプラントが故障で停止し、▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)、SM年産能力128万トン▽台湾苯乙烯工業(台湾スチレンモノマー)、34万トン▽国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)、33万トン──は年末まで高利益が期待できそうだ。30日付経済日報が報じた。
SMメーカーによると、最新オファー価格は1トン当たり0.27%下落したものの1,815米ドルと、2008年の世界金融危機発生以来の高水準が続いている。
韓国ロッテケミカルのSMプラント(年産能力56万トン)が6月10日に停止した後の再開が遅れ、オランダのシェルも停止、日本オキシランのSMプラント(同42万トン)は定期修理の時期を9月に早める予定だ。こうした中、サウジペトロケミカル(SADAF)が先週液漏れで停止し、2週間の検査修理を予定しており、SMは供給がさらに逼迫(ひっぱく)、価格が上昇する可能性がある。
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