ニュース 電子 作成日:2013年7月30日_記事番号:T00045044
市場調査会社、ディスプレイサーチによると、群創光電(イノラックス)が、中国の大手スマートフォンブランド、宇龍酷派(クールパッド)からタッチセンサー内蔵のTOD(タッチ・オン・ディスプレイ)液晶パネルの受注を獲得し、すでに製品に導入されているもようだ。30日付経済日報が報じた。
ディスプレイサーチは、TODパネルは米アップルのiPhone5やサムスン電子のギャラクシーなども採用しており、携帯電話用タッチパネル市場における出荷シェアは今年13.7%へと、昨年の7.3%から高まると指摘した。
なお、IDCの統計によるとクールパッドの昨年のスマートフォン出荷台数は2,000万台以上で、前年比95.6%の大幅成長を遂げた。今年もミドル~ローエンド製品の出荷で成長を予想している。
イノラックスや友達光電(AUO)は、タッチパネル搭載ノートパソコンなどに使用されるシングルガラスタッチモジュール(SGS)の開発に成功し、海外大手ノートPCブランドに供給している。両社にとって今後、TOD、SGS、超高画質用4K2Kパネルなどへの注力が利益向上の鍵になる。
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