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NCC委員任命方法見直し、審議空転を防止


ニュース その他分野 作成日:2007年12月21日_記事番号:T00004505

NCC委員任命方法見直し、審議空転を防止

 
 立法院は20日、メディア・通信関連の許認可を担当する国家通訊伝播委員会(NCC)の委員任命方法を変更する「NCC組織法」改正案を可決した。21日付中国時報が伝えた。

 NCCはこれまで立法院の各党議席数に比例して委員が任命されていた。立法院の議席数は野党優勢だったため、NCCの審議は空転するケースが目立っていた。改正法ではNCC委員は行政院長が指名し、立法院の同意を得ることとし、同一政党が委員数の過半数を占めてはならないと規定された。また、定員は13人から7人に縮小された。任期はこれまで3年だったが、委員の流動性を高めるため、定員7人のうち、3人の任期を2年、残る4人の任期を4年とした。

 組織法改正をめぐっては、委員全員が来年1月末で集団辞任する意向を示し、NCCが機能停止に陥る懸念が高まっていた。このため、委員任期の満了後に新委員が選ばれるまでは、旧委員の任期を延長できるとの規定も盛り込んだ。