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「刑務所でタダ飯」と男児殺害、無期判決に遺族批判


ニュース 社会 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045054

「刑務所でタダ飯」と男児殺害、無期判決に遺族批判

 昨年12月1日に台南市のゲームセンターで10歳の男児の首を刃物で刺して殺害し、「刑務所に入り、一生ただで食事にありつきたかった」と理不尽な殺害動機を語った曽文欽被告(29歳)に対する判決公判で、台南地方法院は30日、無期懲役の判決を言い渡した。31日付中国時報などが伝えた。


男児の遺族は記者会見で、必ず上訴すると述べた(30日=中央社)

 検察は死刑を求刑していたが、台南地方法院は「曽被告の心身状況や成長環境は健全なものではなく、更生の余地がある」と量刑理由を説明した。

 男児の遺族は「司法は死んだ。裁判官は殺人犯の願いをかなえた」などと批判した。

 曽被告は犯行当時失業しており、友人からの借金で暮らしていたが、「台湾では1〜2人を殺害しても死刑にならない」と聞き、抵抗能力がない子どもを殺害する計画を立てたとされる。