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台鉄運賃、18年ぶりの値上げ計画


ニュース 運輸 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045059

台鉄運賃、18年ぶりの値上げ計画

 31日付中国時報によると、過去18年にわたり値上げを行っていなかった台湾鉄路(台鉄)が、早ければ今年末に運賃の値上げプランを当局に提出する見通しだ。長距離運賃に変更はないものの、短距離は20台湾元(約65円)以上の値上げとなる方向で検討されているという。来年からの適用が確定した場合、通勤客約40万人に影響が出ることになる。


16年1月に導入されるEMU800型車両。流線型の先頭車両が特徴だ(30日=中央社)

 現在の台鉄運賃は1995年に設定されたもので、その後2007年に台湾高速鉄路(高鉄)が開通した際に値上げが申請され、政府もこれに同意したものの、6年にわたり実施が見送られていた。

 今回台鉄は、新たに購入した振り子式新特急「普悠瑪(プユマ)号」17編成が年内に導入されるほか、EMU800型車両37編成も16年1月までに台湾に到着する見通しとなっていることから、車両の新旧入れ替えに合わせて運賃の調整を進めることを決めた。