ニュース 食品 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045063
食品添加物業者の立光農工(台南市仁徳区)が食品の増粘安定剤として使用される天然ガムと偽り、工業用ガムのエチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2Na)を食品メーカーに卸していたことが判明した事件で、台南地方法院検察署(台南地検)は30日、同社経営者の蔡福源容疑者(65歳)ら3人を詐欺などの罪で起訴した。31日付蘋果日報が伝えた。
工業用ガムは統一企業集団(ユニ・プレジデント)、愛之味など食品メーカー191社に出荷されていた。同社はこのほか、使用期限が切れた食品添加物「精製ローカストビーンガム」などを食品メーカー16社に出荷していた。5年間で詐欺金額は約1億4,000万台湾元(約4億6,000万円)に上るとみられる。
台南地検は「消費者の健康に危害を及ぼし、非常に悪質である上、犯行を否認している」として、裁判所に重い量刑を求めた。
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