ニュース 石油・化学 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045064
台塑集団(台湾プラスチックグループ)など台湾の大手石油化学メーカーが投資を計画する中国の古雷港経済開発区(福建省漳州市)内の石化工業園区にあるパラキシレン(PX)プラントで30日午前4時35分ごろ、大規模な爆発事故が発生した。現地消防当局によると、水素加圧注入試験中のパイプラインからのガス漏れが原因とされるが、現時点で死者やけが人はなく、外部への環境汚染なども発生していないという。31日付旺報が伝えた。
今回の爆発は、その衝撃で周囲の家屋の窓ガラスが割れ、1キロメートル先から確認できるほどの火柱が上がる大規模なものだったため、発生直後からインターネット上で情報が飛び交い、画像などもアップロードされた。
これを受けて政府当局も午前11時45分ごろ、事故発生を公式発表。1時間40分ほどで火は消し止められたと説明した。
なお同石化園区には、背任事件で指名手配され中国へ逃亡した陳由豪氏がトップを務める石化メーカー、翔鷺集団や和桐集団の陳武雄董事長が投資計画を進めているほか、台プラも先ごろ、同地に垂直統合型の石化プラントを設立する計画を明らかにしている。
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