ニュース その他製造 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045066
ポリエステル加工糸メーカーが、原料のエチレングリコール(EG)価格上昇、夏季電気料金の適用によるコスト増を価格に反映するとの市場観測が出ている。8月の平均販売価格(ASP)が1キログラム当たり1~2台湾元(約3.3~6.5円)上昇し、ポリエステル加工糸メーカーの力麗企業、聯発紡織繊維、宜進実業、新光合成繊維などが恩恵を受けそうだ。31日付自由時報が報じた。
EGオファー価格は最近、1トン当たり1,071米ドルから一時1,085ドルまで上昇した。中国沿海部のEG在庫は95万トンを割り込み、加工糸メーカーの在庫は8~10日分と通常の15~30日分を大きく下回っている。
しかも業界関係者によると、加工糸製造の電力使用量は紡織業で最も多い。夏季料金適用で、コスト全体に占める電気料金の割合が通常の5%から7~8%に跳ね上がる。
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