ニュース 電子 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045071
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)は自社開発したNAND型フラッシュメモリーを第2四半期に初出荷した。現在は75ナノメートル製造プロセスでセットトップボックス(STB)や中国の低価格携帯電話向けを主要ターゲットとしている。来年には36ナノプロセスに移行する計画だが、サムスン電子や東芝などNANDフラッシュ大手との競合を避け、既存のNOR型フラッシュメモリー顧客の需要に応じた製品展開を予定している。31日付電子時報が報じた。
台湾のメモリー業界はこれまでNANDフラッシュの分野への進出を阻まれ、唯一、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)のみが日本のルネサスエレクトロニクスから技術移転を受けて低容量製品を生産していたが、マクロニクスがこの壁を打ち破った形だ。
またマクロニクスの盧志遠総経理によると、自社のNANDフラッシュとROMを組み合わせた独自の「ハイブリッドメモリー」を開発し、ゲーム機など特殊応用市場をターゲットにサンプル出荷を開始しているという。
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