ニュース 電子 作成日:2013年7月31日_記事番号:T00045072
パソコン大手、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)はスマートフォン市場に参入して数年がたつが、今年やっと出荷台数が各100万台を突破する段階だ。31日付電子時報が報じた。
ASUSは2003年に携帯電話ブランド市場に参入、09~11年のガーミンとのダブルブランド戦略はうまくいかなかった。12年4月にタブレット型PCにもなる「PadFone」で市場に復帰。昨年の出荷100万台に対し、今年は第2四半期発売の「PadFone Infinity」、8~9月発売予定の5インチ以上のスマートフォンなどで、100万台以上を目指す。
エイサーは08年の倚天資訊買収を経て09年に参入したものの、11年には米国市場撤退を決めた。中国などアジアの新興市場をターゲットとし、インテルとの提携で低価格機種を発売し、初めての購入層を狙っている。今年の出荷目標は150万台だ。
一方、成長が続く中国市場は、サムスン電子やアップルだけでなく、▽中興通訊(ZTE)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)▽酷派(クールパッド)▽聯想集団(レノボ)──の地場大手4社が第2四半期に出荷1,000万台以上と、勢力を拡大している。北京小米科技も700万台を出荷し、宏達国際電子(HTC)やホワイトボックス(白牌)と呼ばれるノーブランド、無名ブランドもひしめく中、ASUSとエイサーが食い込むのは困難な状況だ。
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