ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月1日_記事番号:T00045083
台湾中油(CPC)は近年の火力発電用天然ガスの需要増加に対応するため、844億台湾元(約2,800億円)を投じて、台中プラントの第2期拡張工事と第3液化天然ガス(LNG)受入基地の建設実施を決定した。受入基地完成後は、年間貯蔵量が1,550万トン(現在は1,050万トン)まで増加する見込みだ。1日付工商時報が報じた。
またCPCは米国やカナダによるシェールガス供給量の増加を好感し、安定的で価格競争力の高い供給源を求め、複数の供給メーカーと協議中だ。林聖忠CPC董事長は、調達だけでなく海外の天然ガス川上事業への投資も積極的に行うと説明した。
なおCPCによると、2012年時点での台湾のLNG輸入量は1,250万トンで世界6位。08年比で37%増加した。8割以上が火力発電に使用され、そのうち6割を台湾電力(台電)が占める。
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