ニュース 電子 作成日:2013年8月1日_記事番号:T00045091
世界でパソコン需要が低迷する中、中国の自作(DIY)PC向けマザーボード市場も今年上半期の出荷枚数が前年同期比100万枚減の1,450万枚にとどまる不調となっている。しかし同市場において華碩電脳(ASUS)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の2大メーカーは、台湾の同業や中国メーカーのシェアを奪う形で勢力を拡大。2社を合わせたシェアは過去最高の60%に達している。1日付電子時報が報じた。
観測によると、同市場におけるASUSの上半期出荷枚数は450万〜480万枚で前年同期の440万枚から増加。ギガバイトも昨年の300万枚余りから400万〜420万枚へと大幅成長を記録している。
また昨年同期、いずれも80万枚余りだった台湾の華擎科技(アスロック)と微星科技(MSI)も、それぞれ92万枚、100万〜110万枚に出荷を増やしている。
一方で映泰(バイオスター)は130万枚余りから100万〜110万枚に減少、精英電脳(ECS)もわずか20万枚への出荷にとどまったほか、ほとんどの中国メーカーが大幅に出荷量を減らした。
なおASUSが31日に発表した第2四半期の業績は、連結売上高が前期比14.73%減の896億6,300万台湾元(約2,900億円)、税引前利益が同19.04%減の58億2,600万元だった。
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