ニュース 電子 作成日:2013年8月1日_記事番号:T00045095
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は31日に開催した業績説明会で、第2四半期の純利益が39億8,200万台湾元(約130億円)となり、11四半期ぶりに黒字転換したと発表した。市場で予想されていた5億~10億元を大きく上回り、ようやく成長軌道に戻った。1日付電子時報などが報じた。
第2四半期の連結売上高は1,123億元で前期比19.2%増だった。大型パネル出荷枚数は3,050万枚で同13.2%増、中小型パネルは3,660万枚で同19.2%増だった。
同社は黒字転換について、超高解像度4K2Kテレビ用パネルの出荷枚数が前期の2倍以上成長したことを挙げた。現在注力している55、65インチの他、第4四半期に42、50インチを量産する予定だ。さらに大型、または小型の生産もあり得る。
彭双浪AUO総経理は、今年の液晶パネル景気は夏の天気のようで、晴れているかと思えば突然雷雨が発生し、続いて太陽が差し込み虹がかかるはずと語った(31日=中央社)
タッチノートシェア、25%へ
中小型パネルは第3四半期に需要期入りし、スマートフォン向けや統合型タッチパネル「eTP」を中心に出荷枚数7~9%増を見込む。「eTP」は第1四半期から量産しており、第2四半期に大量出荷、第3四半期はさらに倍増する見通しだ。「eTP」は従来型タッチパネルより高価格でかつ競争力がある。下半期の出荷は前期比5倍以上となり、年末時点のタッチパネル搭載ノートPC向け市場シェアを25%以上に引き上げると期待している。
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