ニュース 金融 作成日:2013年8月2日_記事番号:T00045109
金融監督管理委員会(金管会)主任委員に1日付で就任した曽銘宗氏は同日、「台湾には銀行が38行あり、規模が比較的小さいため、合併再編の必要がありそうだ」と述べ、金融再編に前向きな姿勢を示した。2日付工商時報が伝えた。
金管会主任委員は1日、陳裕璋氏(左)から曽銘宗氏(右)に引き継がれた(1日=中央社)
その上で、金融再編については、▽市場メカニズムに従う▽関連法令を順守する▽大衆の利益に符合する——という3大原則を掲げた。
特に曽主任委員は法令順守(コンプライアンス)について、「全ての金融業者は法令と厳しい規律を守るほか、リスク管理に注意を払うことが必要だ。それが金融業を経営する前提であり、重要な基礎だ」と強調した。
このほか、懸案となっているネット決済専用口座の開設問題については、関係部門による検討を進め、速やかに産業全体と銀行にふさわしい方向性を示したいとした。
台新金融控股が彰化銀行の合併検討を棚上げしたことについては、金管会主任委員の立場で「尊重したい」と述べるにとどまった。曽氏は前日、財政部政務次長の立場で「台新金に感謝したい」と述べていた。
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