ニュース 運輸 作成日:2013年8月2日_記事番号:T00045111
高雄港前鎮自由貿易港区の国際物流センターで1日、台湾港務公司と杰鑫国際物流がくわ入れ式を行った。稼働後は中国や東南アジアから欧米を結ぶバイヤーズコンソリデーションの中継地として、また自由経済モデル区における海外輸出の拠点として、高雄港の国際競争力向上への貢献が期待されている。2日付工商時報などが報じた。
くわ入れ式の様子。黄総経理は式典で、大手フォワーダー6~7社と合弁で新会社を設立し、営業活動を行っていく方針を示した(台湾港務リリースより)
国際物流センターは総敷地面積12.5ヘクタールを5区画に分割し、BOT(建設、運営、譲渡)方式で開発される。
台湾港務は3区画(8.12ヘクタール)を3期に分けて開発する予定で、第1期で6,500坪の倉庫を建設。来年6月の稼働を目指す。投資額は3区画合計で8億9,000万台湾元(約30億円)。杰鑫国際物流の投資額は2億2,000万元で、第4区画(2.5ヘクタール)に3,500坪の倉庫を建設する。
台湾港務高雄支社の黄国英総経理は、高雄には380以上もの海運路線が集中しており、アジア発欧米行きの海運路線の経由地になっていると指摘。1TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ取り扱い費用も香港やシンガポールより安いため拠点の建設は当然と話した。
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