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中華航空機、ハッチの異常音で引き返す


ニュース 運輸 作成日:2007年12月21日_記事番号:T00004512

中華航空機、ハッチの異常音で引き返す

 
 12月9日午後10時過ぎ、桃園国際空港発米国ロサンゼルス行きの中華航空ボーイング747-400型航空機が、左後方の第4ハッチの異常音により、離陸後にいったん空港に引き返すトラブルを起こしていたことが分かった。21日付聯合報が報じた。

 同機は滑走路を高速で走行中に、第4ハッチが正常に閉まっていない異常を示すランプが点灯した。乗組員が急きょ施錠したところ、ランプは消え、正常に離陸に成功した。しかし、離陸後ハッチは絶え間なく異常音を発し続けたため、40分を飛行した時点で、機長が点検を受けるために桃園空港への引き返しを決定した。そして、翌10日深夜2時に4時間遅れで今度は無事に離陸した。

 中華航空の陳鵬宇公関(広報)処長は、「原因は地上作業員の閉め方が悪かったか、機械の故障だと考えられるが、現在民用航空局が調査中だ」と語った。

 乗客の一人は、「飛行機が滑走路を走行中に同ハッチの取っ手が突然動いた」と証言している。