ニュース 電子 作成日:2013年8月2日_記事番号:T00045122
スマートフォン用のチップ市場で、第2四半期末以降、再び価格競争が激化しているが、市場で優位に立っているIC設計大手、聯発科技(メディアテック)は当面、追随しない構えだ。2日付電子時報が伝えた。
メディアテックは、中国や新興市場向けのスマートフォン用チップで絶対的な優位性を保っており、現在の局面で価格競争に追随してもシェアの大幅な上積みは見込めないため、ひとまず静観する構えだ。
中国本土の業者が主導する価格競争が続けば、同社のライバルである米クアルコム、ブロードコムなどがスマートフォン用チップ事業から撤退する可能性も指摘されている。
海外の携帯電話用チップサプライヤーによると、クアッドコアのチップは既に単価が10米ドルを下回り、粗利益率が合理的な水準を下回る状況となっている。
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