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7月CPIは0.08%上昇、過去3年で最低に【図】


ニュース その他分野 作成日:2013年8月5日_記事番号:T00045131

7月CPIは0.08%上昇、過去3年で最低に【図】

 行政院主計総処が5日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は102.61で、前月比0.14%下落、前年同月比0.08%上昇で、前年同月比の上昇幅は2010年8月以来で最低となった。中央社電が5日報じた。

 

 前年同月比の上昇幅が低かった主因について、主計総処は電気料金のコスト増で、肉類が同3.36%上昇した一方、野菜と果物の収穫量が多く、特に果物は下落幅が同20.2%と99年7月以来最大となるなど、食料品全体のCPIが同1.24%下落したことや、情報通信機器の販売促進による値下げなどを挙げた。

 なお主計総処は、価格変動の激しいエネルギーや食料品の価格を除いたコアCPIは同0.51%上昇にすぎないため「物価は安定している」との見方で、全品目で下落しているわけではないので、デフレとは言えないと説明した。

 また8月の見通しについては、昨年は野菜価格が高かったことから、台風の影響がなければ、前年同月比で横ばいになると予測した。

 7月の卸売物価指数(WPI)は96.14で同2.13%下落した。基本金属や電子部品、機械設備の価格が昨年に比べ低いことが影響した。