ニュース 商業・サービス 作成日:2013年8月5日_記事番号:T00045137
遠東集団(ファーイースタン・グループ)が中国四川省の成商集団と合弁で展開している太平洋百貨成都春熙店で起きた店舗接収騒動は、交渉の結果、双方が合意に達し、先月15日から休業していた店舗は3日から営業を再開した。同日付経済日報が伝えた。
今回の騒動は、成商集団が適正な賃料収入や利益配分が得られていないとして、一方的に太平洋百貨成都春熙店を閉鎖していたもので、遠東集団は中国の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の介入も得て、事態打開に向けた交渉を進めてきた。
合意によれば、遠東集団は2011年1月にさかのぼり、成商集団に対し、店舗賃料と利益分配金として、年間7,850万人民元(約13億円)を支払う。
これに関連し、遠東集団は2日、太平洋百貨成都春熙店は今年11月3日まで営業し、その後は清算手続きに入ることを明らかにした。しかし、遠東集団は12月19日に成都市内に「遠東百貨北城店」を開業することにしており、成都市内で3店舗体制を維持する。春熙店の従業員は北城店に配置転換となる見通しだ。
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