ニュース 電子 作成日:2013年8月5日_記事番号:T00045145
パソコン大手2社、宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)は、今年のノートPC出荷台数が前年実績を下回る見通しだ。5日付工商時報が報じた。
市場調査会社、IDCの統計によると、エイサーの上半期のノートPC出荷台数は982万1,000台だった。下半期に追い上げたとしても、今年通年で前年の2,500万台に届く可能性は低く、市場では2,000万台足らずとみられている。
ASUSの上半期ノートPC出荷台数は838万7,000台だった。同社は先日、今年通年の出荷台数が2,000万台以下と見通しを示しているが、社内で1,740万~1,780万台に下方修正を検討しているようだ。また、市場動向がつかみにくいことから、ASUSは今後、通年の出荷目標を公表しないことを決定したもようだ。
一方、今年のタブレット型PC出荷目標は、エイサーが1,000万台、ASUSは1,200万台と高い水準だ。タブレットPCとノートPCを合わせれば、両社の出荷台数は昨年実績に届く見通しだ。ただし、タブレットPCは149米ドルや199米ドルなど低価格機種の割合が大きく、大幅な減収を招きそうだ。
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