ニュース 運輸 作成日:2013年8月5日_記事番号:T00045150
台北市の松山空港と愛媛県の松山空港の間を、10月に中華航空(チャイナエアライン)の臨時チャーター便が運航することが決まった。11日と14日にそれぞれ1往復する。台北の松山空港から日本の地方空港へのフライトは異例だが、愛媛県と松山市による3年越しの熱烈な働き掛けで実現した。同じ名前を持つ空港の間で航空便の運航が行われるのは世界で初めてだ。5日付自由時報などが報じた。
郝龍斌台北市長(左4)に野志克仁・松山市長から「松山・道後温泉幸福からくり時計」が送られた。台北市では10月13日に公開される(台北市政府リリースより)
チャーター便就航発表に当たって、松山市を訪問した郝龍斌台北市長は、チャーター便就航を契機に定期便化を目指したいと意欲を示した。また、台北市と愛媛県は、飛行場のみならず鉄道でも同名の「松山駅」を持ち、温泉、自転車による観光推進など共通点が多く、今後も交流を深めたいと抱負を語った。
台北市と松山市は近年交流を拡大させており、2011年には松山秋祭りの名物で、みこし同士を激しくぶつけ合う「鉢合わせ(けんかみこし)」が北投温泉で披露された。
なお、台湾鉄路(台鉄)の松山駅とJR四国の松山駅は、10月13日に姉妹関係を締結する予定だ。
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