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公定歩合、0.125%引き上げ


ニュース 金融 作成日:2007年12月21日_記事番号:T00004516

公定歩合、0.125%引き上げ


 中央銀行は21日、前日の理事会決定に基づき0.125%の利上げを実施した。これにより調整後の新利率は、公定歩合3.375%、担保付融通貸出利率3.75%、短期融通貸出利率5.625%と、ここ6年来で最高の水準になった。
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 彭淮南中銀総裁は、消費者物価およびコア物価が10、11月と大幅に上昇し、域内のインフレリスクが高まっていることや、実質金利が依然中立金利よりも低いことを重視し、物価安定と経済成長の維持のため、利上げに踏み切ったと説明している。

 中銀は来年の消費者物価およびコア物価の上昇率をそれぞれ1.80%、1.82%と予測。また、マネーサプライ(通貨供給量)のM2(現金、要求払い預金、定期預金の合計)の来年の誘導目標を3~7%とする考え。なお、行政院主計処は来年の予想物価上昇率予を、1.65%から1.84%に修正している。