ニュース 電子 作成日:2013年8月6日_記事番号:T00045169
金属筐体(きょうたい)大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の洪水樹董事長は5日の業績説明会で、「今後数カ月で携帯電話の大型プロジェクトが動きだす。新顧客向けの、これまで作ったことのない製品だ。下半期の売上高は過去最高を更新する可能性がある」と発言した。これについて市場では、同社が米アップルのiPhone用筐体を受注したことを示唆したとの観測が出ている。6日付工商時報が報じた。
証券会社は、キャッチャーは以前アップルのノートパソコン用筐体を手掛けていたが、昨年「iPad mini」の受注を獲得しており、iPhone用筐体を受注した可能性はあると指摘した。
洪董事長はまた、炭素繊維やガラス繊維を使った製品でもスマートフォン、タブレット型PC、ノートPC向けの受注を獲得、出荷していると説明。来年は同分野の売上高が10億台湾元(約33億円)を超えると予測した。
なお7月売上高は33億9,500万元で前月比1.3%の微増だった。洪董事長は、ビジネス用ノートPC向け製品の好調で、顧客である宏達国際電子(HTC)の売上減少の影響は限定的だと説明した。
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