ニュース 商業・サービス 作成日:2013年8月7日_記事番号:T00045185
昨年台湾に進出し、現在台北市内に構える2店舗が人気となっている博多ラーメンチェーン「一風堂」が8日、高雄市のショッピングモール、漢神巨蛋購物広場(漢神アリーナ)に台湾3号店をオープンする。同社の吉田国裕・技術総監督は「高雄市は日本ラーメンチェーン未開の地」としているが、既に同市で3店舗を展開している「らあめん花月嵐」や一風堂のほか、「麺屋武蔵」、「山頭火」も高雄進出を計画しているとの観測が浮上しており、今後は同市で日本のラーメンチェーンによる競争が激化しそうだ。自由時報などが報じた。
一風堂・高雄店は3日に試験営業を開始。この日は週末も重なり800人以上が列をなした。また同店は通年売上高6,000万台湾元(約1億9,500億円)という高い目標を掲げているほか、今後高雄2号店の出店も視野に入れる。
吉田技術総監督は、台北には既に日本ブランドが20社近く進出しているが、高雄には地元業者が開設した多くの「日本ラーメン店」が存在するものの、伝統的な日本の味とは差があり、商機は大きいとの見方を示した。
なお吉田氏によると、日本のラーメンはめんが短めでスープの塩気が強いそうで、一風堂は台湾では現地食材を使い、スープの味は多少薄めに調整しているが、日本ラーメン本来の味は損なっていないと語った。
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