ニュース 石油・化学 作成日:2013年8月7日_記事番号:T00045188
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の7月連結売上高は1,577億8,000万台湾元(約5,100億円)で前月比8.89%増となった。このうち台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)は767億5,500万元で、増収幅は4社中最高の15.86%となった。同社はディーゼル油の需要好調が利益に貢献している。7日付経済日報などが報じた。
南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)は267億2,200万元で同15.38%増となった。エチレングリコール(EG)第4工場の定期点検終了で生産量が増加した他、1.4−ブタンジオール(BG)新工場の生産開始、フタル酸ジオクチル(DOP)の価格上昇が貢献した。
一方、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー)は中国・浙江省寧波の高純度テレフタル酸(PTA)工場の故障を受けて同2.65%減の361億4,100万元。台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)は181億6,000万元で同1.13%減となった。
グループ主管は、下半期は年末の需要期に向けて四半期ごとに売上高が伸び、石化業界全体の景気も上向くと予測した。
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