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TPK今期2割減収も、タッチ対応ノートPCに不透明感


ニュース 電子 作成日:2013年8月7日_記事番号:T00045195

TPK今期2割減収も、タッチ対応ノートPCに不透明感

 タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)の孫大明総経理は6日、タッチパネル搭載ノートパソコンの先行き不透明感から、第3四半期の連結売上高は前期比15~20%減となる恐れがあると語った。7日付経済日報などが報じた。

 同社が発表した第2四半期連結売上高は前期比22.6%減の382億8,500万台湾元(約1,240億円)、純利益は同32.4%減の31億4,000万元だった。ノートPC用タッチパネル出荷枚数は240万枚と、前期の200万枚より増え、同社はタッチパネル搭載ノートPC低迷が業績不振の理由ではないと説明した。ハイエンド機種の販売低迷でスマートフォン用タッチパネル出荷が16%減少し、タブレット型PC用も顧客の新機種発売前の在庫調整で出荷が70%減少したことが主因だ。

 7月連結売上高は93億8,400万元で前月比8.9%増、前年同月比16.8%減だった。

 同社はまた、タッチパネル需要の成長鈍化を受け、今年通年の設備投資計画を従来の300億元から250億元に16%下方修正した。上半期の設備投資は約120億元だった。