ニュース 電子 作成日:2013年8月7日_記事番号:T00045199
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)はこのほど、組み込み不揮発性メモリー(eNVM)のシリコンIP(知的財産)提供業者、力旺電子(イーメモリー・テクノロジー)と提携し、マルチタイムプログラム(MTP)メモリー「NeoEE」技術を導入したBCDプロセスプラットフォームを構築した。同プロセスはP−Gammaチップソリューションへの応用が可能で、米国および台湾のディスプレイ用電源管理チップサプライヤーより相次いで受注を獲得している。0.3および0.18マイクロメートルBCDプロセスについては既に認証を終え、間もなく量産に入る予定だ。7日付電子時報が報じた。
UMCとイーメモリーはこれまでにもOTP(ワンタイム・プログラマブル)およびMTP技術で協力関係を築いており、今回さらに提携を拡大したことになる。
イーメモリーによると、主に液晶パネルの画質向上のために使用されるP−Gammaチップは、中大型テレビのみならず、タブレット型パソコン、ノートPCなどにも応用範囲が拡大し、将来性が非常に高いという。
また同社はP−Gammaチップソリューションへの「NeoEE」技術の応用は、BCDプロセスを採用することで液晶ディスプレイ用電源管理チップのシステム統合を進めることが可能となり、顧客がカスタマイズサービスを提供する際、高い柔軟性を確保することができるとしている。
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