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「肛門は鬼門」、衛生当局元幹部の発言が波紋


ニュース 社会 作成日:2013年8月8日_記事番号:T00045203

「肛門は鬼門」、衛生当局元幹部の発言が波紋

 台湾の民間風俗で旧暦7月は縁起が悪いとされる「鬼月」で、7日は旧暦7月1日で「鬼門」が開かれる日に当たったが、行政院衛生署疾病管制局(現・衛生福利部疾病管制署)で副局長を務めた施文儀氏が、フェイスブックにエイズウイルス(HIV)感染者を批判する文脈で、「肛門は鬼門だ」などと書き込み波紋を広げた。8日付蘋果日報が伝えた。

 問題の発言は「肛門は個人と国家社会にとって鬼門だ。一部のHIV感染者がコミュニティーでお構いなしにウイルスをまき散らしている」、「コンドームを装着していない陰茎を挿入すれば、鬼門が開かれることは想像に難くない」などという内容だ。 

 施元局長は同神の取材に対し、「ジョークで市民にエイズ予防を呼び掛けたかった」と説明したが、7日夜には「『陰茎』などの文字が未成年者に不適切だ」などとして、発言を削除した。

 これに対して同性愛者団体の広報担当者は「HIV感染者や同性愛者を悪人扱いするもので、エイズ予防には役立たない。発言には慎重を期してほしい」と注文を付けた。