ニュース 電子 作成日:2013年8月8日_記事番号:T00045224
発光ダイオード(LED)の材料となるサファイア基板は、LED照明需要の高まりやその他分野への応用拡大に伴って奪い合いの状態となっており、LED大手、晶元光電(エピスター)は安定供給の確保に向け、サファイア基板メーカー、兆遠科技(クリスタルワイズ・テクノロジー)および鋭捷科技(リジッドテック)のパターン化サファイア(PSS)基板生産ラインを各2本ずつ押さえたもようだ。今後さらにライン数を増やす可能性もある。8日付蘋果日報が報じた。
これに対しエピスターの張世賢・広報担当も「これまでPSS基板は顧客の要求に従って個別に使用してきたが、LED照明の需要が予想以上に高まり、同基板の需給が逼迫(ひっぱく)する中、まず生産能力を確保することを決めた」と認めている。
観測によるとエピスターは比較的単価の高いPSS基板の生産ライン確保に当たり、調達価格に柔軟な姿勢を示しているとされる。このためクリスタルワイズとリジッドテックの2社は利益に直接的な恩恵を受ける見通しだ。また証券会社は「PSS基板メーカーは第3四半期、20%以上の増収となる」と予測している。
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