ニュース 社会 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045231
経済部国際貿易局(国貿局)はこのほど、専門家の意見を踏まえ、生態系を破壊する懸念がある外来種の動物369種の「ブラックリスト」を作成し、公表した。税関では来月からこれら動物の輸出入を取り締まり、違反者に3万~30万台湾元(約10万〜100万円)の罰金を科すことにしている。9日付聯合報が伝えた。
今回リストに含まれたのは、イネに害を与えるスクミリンゴガイのほか、甲虫類、ブラックバス、ピラニアなど。
これまで外来種の流入を防ぐための規定は、漁業法、野生動物保育法、植物防疫検疫法に分散している上、名称の複雑さなどから、効果的な取り締まりができずにおり、外来種がさまざまなルートで持ち込まれる余地があった。例えば、ピラニアはこれまで「ブラックピラニア」だけが輸入禁止の対象だったが、今回のブラックリストは「属」単位で外来種名が記載されているため、ピラニア全体が規制対象になる。
税関では学識者に依頼し、禁止外来種の図鑑を作成。通関時にはオンラインで写真をアップロードし、専門家に鑑定を仰ぐ体制を整える。
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