ニュース 政治 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045234
メディア大手、旺旺中時媒体集団の蔡衍明董事長は8日、系列紙「旺報」が主催したフォーラム「両岸和平創富論壇」であいさつし、中台の平和協定に先立ち、国民党と共産党が平和協定の締結を検討すべきだと提言した。9日付中国時報が伝えた。
フォーラムには呉敦義副総統(中)も参加し、サービス貿易協定は台湾にとって利益が多いと述べた(8日=中央社)
蔡董事長は「両岸(中台)は平和協定を締結すべきだが、徹底した平和がなければ、両岸は相互信頼を構築できない。台湾内部の意見対立があることを考慮し、国民党と共産党が先行して平和協定を結ぶことを検討すべきだ」と述べた。
蔡董事長は「平和があってこそ、相互信頼を構築でき、真に市場が開放される。そうしなければ台湾経済に本当の未来はない」と訴えた。
一方、旺旺中時が対中傾斜を強め、同社と中国政府との関わりが指摘されていることについて蔡董事長は、「(母体企業である食品大手)旺旺集団はカネを中国の広大な市場で稼いでいるが、特別な扱いは受けていない。稼いだカネは全て清廉で堂々としたものだ」と主張した。
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