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ホテル安全点検で不合格約7割、日月潭の涵碧楼も


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045237

ホテル安全点検で不合格約7割、日月潭の涵碧楼も

 内政部は8日、今年4月から7月にかけて台湾全土194カ所の宿泊施設を対象に実施した安全検査で、131カ所に何らかの不合格項目があり、合格率は32.5%にとどまったと発表した。

 今回の調査は、内政部営建署が内政部消防署、交通部観光局と共同で実施した「公共安全監督指導任意抽出検査」で、検査項目は消防管理と建築物管理の2項目に大別される。このうち、消防管理では90カ所に不合格項目があり、合格率が53.6%だった。建築物管理では84カ所に不合格項目があり、合格率は56.7%だった。

 9日付蘋果日報によると、不合格となった宿泊施設には、日月潭の高級リゾートホテル、涵碧楼(ザ・ラルーホテル)をはじめ、新北市中和区の福朋喜來登飯店(フォーポイントバイシェラトン)、雲林県の剣湖山王子大飯店(剣湖山プリンスホテル)など高級ホテルも含まれている。

 合格率は自治体によって差があり、内政部の蕭家淇政務次長は「今回の調査は宿泊業に対する初の大規模な任意抽出調査だったが、台南市政府の安全検査が最も徹底しており、合格率が91.7%だったのに対し、雲林県と連江県は合格率が0%だった」と指摘した。