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裕隆日産、中国投資好調で上半期8%増益


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045240

裕隆日産、中国投資好調で上半期8%増益

 裕隆日産汽車が8日発表した上半期の純利益は30億6,000万台湾元(約100億円)で、前年同期比8.28%増となった。同社と中国・東風汽車集団の合弁、東風日産乗用車の販売台数が40万台と好調だった他、東風日産汽車の部品を一手に販売する深圳風神汽車による四半期当たり8億元の利益が貢献した。9日付蘋果日報が報じた。

 台湾での自動車販売事業は、上半期の販売台数は前年を下回ったものの、純利益は円安による為替差益で前年を上回る7億3,200万元を計上した。

 李振成同社協理は、輸入販売のSUV(スポーツ多目的車)、「ローグ」や「ジューク」がいずれも300台以上の受注を得ている例を挙げ、下半期も全体として販売状況は好調との見方を示した。

 証券会社は、中国からの利益と台湾での販売規模を維持できれば、下半期の業績は上半期を上回り、1株当たり利益(EPS)は通年で20元(上半期10.2元)も見込めると指摘した。