ニュース 電子 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045247
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が8日発表した第2四半期の純利益は40億7,100万台湾元(約130億円)で前期比141.7%の大幅増となった。大型、高解像度製品の好調な出荷が貢献し、粗利益率も12.4%と同4.7ポイント上昇した。また純負債比率も93.7%まで低下、財務体質が大幅に改善した。一方、タッチパネル業務の分割で、売上高は1,115億1,800万元と同4.5%減少した。9日付工商時報などが報じた。
王志超同社総経理は第3四半期の見通しについて、中国市場で省エネ家電購入に対する補助政策の打ち切りを受けて液晶パネルの在庫調整が行われているため、例年ほど振るわないとの見方を示した。ただ、8月下旬から中国の国慶節(建国記念日、10月1日)連休向けの受注が増え、来年は春節(旧正月)が1月のため年末まで出荷拡大が続くとの見通しも示した。
また、第3四半期はテレビ用パネルの出荷は前期比横ばいか小幅増、超高解像度4K2Kパネルの出荷構成比が5~10%拡大すると予測した。ただ大型パネル全体では、ノートパソコン市場の縮小もあって横ばいまたは小幅な減少になるとみている。また中小型パネルはスマートフォンの大画面化で出荷面積は増えるものの、出荷枚数は5~10%減少するとの見方だ。
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