ニュース 電子 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045249
宏碁(エイサー)の王振堂董事長は8日に開かれた同社業績説明会で、今後は非ウィンドウズ製品の販売に注力し、「アンドロイド」や「クロームOS」などグーグルのプラットフォームを搭載した製品の売上構成比を今年の10〜12%から来年は20〜30%まで引き上げたいとの考えを示した。9日付電子時報が報じた。
同紙によると、これまでウィンドウズ製品を販売してきたエイサーなどハードウエアブランドは、マイクロソフト(MS)がタブレット型パソコン「サーフェス」の販売を継続していることを快く思っておらず、双方の関係は既に協力から競合へと変化したと捉えているという。さらに「ウィンドウズ8(Windows8)」の不調が続く中、PCブランドは新たな対策を迫られているようだ。
なおエイサーは昨年末、業界に先駆けてクロームOSを搭載したノートPC「クロームブック」を投入。同製品の製品ラインアップに占める比重は発売当初の3%を維持しているが、エイサーの翁建仁・世界総裁は「同製品は起動が速い、ウイルス感染の心配がないなどの強みを備えており、政府調達や教育市場などをターゲットに展開する」と語った。
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