ニュース 電子 作成日:2013年8月9日_記事番号:T00045251
発光ダイオード(LED)チップ市場は現時点で依然供給過剰傾向にあるものの、来年は中国でLED照明向け需要が爆発的に高まるとの期待感からLEDチップ最大手の晶元光電(エピスター)が生産能力拡充計画を再始動、隆達電子(レクスター・エレクトロニクス)も中国・蘇州工場にエピタキシャルウエハーの生産ラインを増設する。両社とも第4四半期に新ラインが稼働、来年第1四半期からの本格的な量産開始を計画している。9日付工商時報が報じた。
エピスターは傘下の正誼科技を通じて青緑色LEDの増産を図る。正誼科技は同じくエピスター傘下の広鎵光電(ヒューガ・オプトテック)が台中に保有する工場棟に生産ラインを設置する計画だ。生産規模は未定。なお同計画に応じてエピスターは正誼科技に10億台湾元(約32億円)の増資を行う。
一方、レクスターは現在エピウエハーの生産を台湾に集中させており、蘇州工場は川中のパッケージ、川下のモジュール生産を主に手掛けているが、中国のLED照明顧客からの需要に応じ、中国にもエピウエハー生産ラインを設置することを決めた。
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