ニュース 社会 作成日:2013年8月12日_記事番号:T00045256
台北市が狂犬病感染拡大を抑えるため7月30日に設置した台北市狂犬病疫情応変中心は9日、狂犬病ワクチンを接種した野良犬にはその証明として黄色い首輪を、野良猫には右の耳の内側に赤い塗料で、あるいは尾に緑色の塗料で標示する措置を、同日付で開始したと発表した。この措置には9つの動物保護団体が協力する。狂犬病ワクチン投与の有無をこうした形で識別する方法が行われるのは、台湾全土で初めてだ。10日付自由時報が報じた。
狂犬病ワクチンを接種した野良犬に掛けられる黄色い首輪。この首輪をしていない犬には近づかない方がよさそうだ(9日=中央社)
同中心によると、現在台北市には約5,500匹の野良犬、1万5,700匹余りの野良猫がおり、これまでに狂犬病ワクチンを接種したのは野良犬1,000匹余り(全体の約23%)、野良猫6,000匹余り(同約39%)となっている。年内に70%以上の接種率を目指す。
なお台北市ではワクチン不足が伝えられていたが、製造を依頼していた2万5,000本分が9日に到着した。
また狂犬病中央流行疫情指揮中心の最新統計によると11日、台東県卑南郷で新たにイタチアナグマの狂犬病感染が見つかった。これによりイタチアナグマの狂犬病感染の確認は8県・市で78例となった。
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