ニュース 建設 作成日:2013年8月12日_記事番号:T00045266
高雄市のランドマーク、85階建ての高層ビル「高雄85大楼」の地下1階〜地上11階(元建台百貨・建台娯楽場)、および地下5階の駐車場の計3万坪が今月22日に競売にかけられる。最低入札価格は38億台湾元(約122億円)で1坪当たり平均12万元だ。11日付自由時報が報じた。
東帝士(トンテックス)集団が1997年に建設した85大楼は、台北101が完成するまで台湾最高のビルで、東帝士集団を築いた陳由豪・元董事長の代表作とされた。
しかし陳氏が背任事件で指名手配され、1,000億元近い負債を抱えたまま中国へ逃亡して以降、経営が悪化。その後、競売にかけられ流札が続いたものの、34〜85階部分は一昨年、億大集団が32億1,800万元で落札し、今年7月に「君鴻国際酒店」として新たなスタートを切った。
33階以下の部分については昨年、兆豊資産管理(メガ・アセット・マネジメント、AMC)が獲得。さらにその後、一部が三禾資産に転売され、この部分が今回競売にかけられることになった。
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