ニュース 電子 作成日:2013年8月12日_記事番号:T00045275
アップルの次世代スマートフォン「iPhone5S(通称)」が9月10日にも発表されるとの観測が浮上する中、今回から搭載されるとみられる指紋認証センサー用チップを手掛ける台湾積体電路製造(TSMC)の量産が遅れていたこともあり、初回出荷台数は当初予定の1,000万台から300万~400万台にとどまる見通しだ。12日付電子時報が報じた。
指紋認証センサーはiPhone5Sの目玉機能として注目を集めているが、基本ソフト(OS)「iOS」との整合がうまくいかないことに加え、封止(パッケージング)段階では今までの金バンプ加工が使えないなど難航していた。そのため、当初5月の量産予定が7月を過ぎても良品率が向上せず、アップルはエンジニアを台湾に派遣し、封止を担当しているTSMC子会社の精材科技(シンテック)と共に問題解決を図ったと伝えられている。
サプライチェーン関係者は、アップルはTSMCの8インチウエハー工場の生産能力3万枚を確保しており、8月末には量産できると指摘。第4四半期にiPhone5Sの出荷台数は2,800万~3,000万台に一気に拡大するとの見方を示した。
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