ニュース 社会 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045279
旧暦7月7日の七夕情人節(恋人の日)に当たるきょう(13日)、台北市では「3大恋愛寺」と呼ばれる▽霞海城隍廟(迪化街)▽照明浄寺(北投区)▽指南宮(文山区)──を訪れるカップルが増えそうだ。
軍艦岩。普段は登山客に人気の休憩スポットだ(台北市政府リリースより)
縁結びの神様、月下老人を祭る霞海城隍廟は、七夕のほか2月14日のバレンタインデーにも大勢の女性やカップルが訪れる。女性が1人で、または片思いの相手を連れてやって来て恋愛成就を祈願することが多いそうだ。
このほか既に恋人がいる場合も、参拝すれば浮気や家族の妨害を食い止める効果が期待できるそうだ。同寺院関係者は、カップルで訪れることには「神の前で相手が本気かどうか」試す意味もあると語る。本気ではない場合、怖くて神の前には出られないのだそうだ。
一方、北投の照明浄寺は、境内に彦星と織姫、司馬相如と卓文君など、中国の伝説的な相思相愛カップルの彫像が配置され、至る所に恋愛に関する教訓などが表示されている。
また、照明浄寺から山の中の遊歩道を歩いてしばらく行くと、台北盆地が360度見渡せる「軍艦岩」にたどり着く。その名の通り軍艦のような形をした岩がせり出しており、「タイタニックごっこ」もできるとして台北市も七夕にカップルが訪れるスポットに推奨している。
そしてもう一つ、猫空ロープウエーに乗って訪れることができる指南宮は、実はもともと「参拝したカップルは神さまの嫉妬を買って必ず別れる」とのうわさがあり、デートスポットとしては長らくタブーとされてきた。しかし近年、逆にこの伝説を利用して2人の愛の強さを確かめようとここを訪れるカップルが増えている。
指南宮側も多くの恋人たちに訪れてもらおうと13日、300組のカップルにロープウエーの往復きっぷを進呈(午前11時まで)、同寺院を参拝すれば、月下老人に幸福を祈願する「お守りカード」がもらえるイベントを実施した。
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