ポーカースターズ主催のポーカー国際大会、「アジア・パシフィック・ポーカー・ツアー（ＡＰＰＴ）」が来年、台北市または高雄市で開催される可能性が出てきた。13日付工商時報が伝えた。
台湾での協議開催は英レーショナル・サービシズが計画しているものだ。しかし、台湾では賭博と競技としてのポーカーに法令上明確な区別がないため、同社は法律事務所を通じ、行政院の楊秋興政務委員に働き掛けを行っていた。
楊政務委員は先ごろ、関係官庁を集め、ポーカーの協議ルールと賭博罪の構成要件について検討した。楊政務委員は「参加費が固定されており、散財のリスクがない。業者は利益を公益目的に充てるとしており、競技を賭博と見なして処理すべきではない」と述べた。
開催が実現すれば、観光客2,000人で合計4,500万台湾元（約１億5,000万円）の経済効果が見込まれている。
