ニュース 運輸 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045285
中台の双方窓口機関である海峡交流基金会(海基会、台湾)と海峡両岸交流協会(海協会、中国)は12日、双方間を結ぶ航空直航便の増便について合意文書を取り交わした。きょう(13日)から有効となる。旅客便は週616便から670便に増え、うち高雄~上海浦東線は最大週6便、桃園~上海浦東線は最大週14便(12月から)を追加する。浦東線の大幅増便は、中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空と吉祥航空の中台路線初参入を目的としたものとみられ、両社は8月末にも高雄線に就航すると観測されている。13日付蘋果日報などが報じた。
これについて大手旅行会社、雄獅旅行社(ライオントラベル)の游国珍・副総経理は、個人客向けの運賃は値下がりする可能性があるが、パッケージツアーでは通常、制限の多いLCCを利用することはないため、団体客向け市場には当面影響は出ないとの見通しを示した。
ただ、「春秋航空、吉祥航空の主要ターゲットは台湾を訪問する陸客(中国人客)となるため、台湾市場にどの程度影響するかは観察が必要」と語った。
なお増便後の便数は、高雄~浦東線が週12便、桃園~浦東線が週28便、台北〜天津または福州が週14便などとなる。
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