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統一超商、上半期25%増益


ニュース 商業・サービス 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045288

統一超商、上半期25%増益

 統一超商(プレジデント・チェーンストア)が12日発表した上半期連結純利益は48億6,900万台湾元(約160億円)で、前年同期比25.44%の大幅増となり過去最高を記録した。本業のコンビニエンスストア、セブン-イレブンで中食販売が好調だった他、▽統一星巴克(プレジデント・スターバックス・コーヒー)▽上海スターバックス▽フィリピンセブン-イレブン──など投資事業の成長が数字を押し上げた。13日付工商時報などが報じた。

 統一超商は上半期、セブン-イレブン事業で店舗の質向上とブランド強化が効果を挙げたほか、フィリピンの893店舗で売上高が3割以上成長したと説明した。インターネット販売サイト「セブン-ネット」では、鴻海精密工業製の大型テレビが累計1万台以上売れており好調だ。また収益率の悪いブランド・事業から撤退したものの、売上高は前年同期比で4.7%成長し979億2,000万元になったとした。

 証券会社はセブン-イレブンについて、台湾では座席付き大型店(32坪以上)が全体の6割に達し、フィリピンでは年内に店舗1,000店を超える見込みで、今後も好調が続くと予想。康是美(コスメッド)や台湾無印良品(MUJI台湾)など投資事業からの貢献もあり、通年の連結売上高で2,100億元以上も見込めるとしている。