ニュース 金融 作成日:2013年8月13日_記事番号:T00045289
ゲームソフト大手の智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)は12日、「智付宝」という名称で、電子商取引向けのネット決済専用口座(第三者決済)のサービスに今年第4四半期にも参入すると発表した。13日付経済日報が伝えた。
王董事長(左)は、「マイカード」で台湾の30行以上の銀行と提携しているが、ネット決済専用口座サービスに参入すれば銀行との提携の必要がなくなると説明した(12日=中央社)
同社は既にネット決済専用口座事業の展開に向け、全額出資の子会社を設立済みだ。
智冠科技はゲームソフト事業だけでは収益増に限界があるとみており、ネット決済専用口座への参入でゲーム以外の客層からの収入を見込んでいる。同社は半年前に専門チームを設置し、法令面、財務面の研究や経営戦略の立案を進めてきた。同社は10年前からポイントチャージサービス「マイカード」を展開しており、ネット決済専用口座にスムーズに参入できるとみている。
王俊博董事長は「台湾の電子商取引市場は(年間)6,000億台湾元(約2兆円)規模で、うち1,000億元が小口の電子マネー市場だ。ネット決済専用口座への参入で、売上高が倍増が見込める」と述べた。
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